在外米国大使館・領事館でのブランケットL-1ビザの申請では、査証(ビザスタンプ)と同時に、I-129Sフォームに滞在期限(PED)がスタンプされたものが申請者に発給されます。査証の期限は相互条約に基づき、申請者の国籍によって変わります(3ヶ月〜5年)が、I-129Sフォームの有効期限は3年(延長の場合は2年)とされるのが通常です。実際のI-94滞在期限は、査証ではなくこのI-129S期限によって決まります。しかし、最近米国移民法弁護士協会(AILA)へ報告された事例では、一部の米国大使館・領事館で、I-129Sの有効期限を査証の期限と同じ期間(最高5年)とするところがあるとのことです。AILAでは、そのような事例があれば報告するようにと協会員に求めています。
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