アメリカ入国時に空港、駅、入国港などでトラブルがあった場合に知っておいていただきたい問い合わせ窓口が、DHS TRIP(Department of Homeland Security Traveler Redress Inquiry Program)です。
DHS TRIPとは
DHS TRIP(国土安全保障省の渡航者向け苦情申し立てプログラム)は、空港や国境などの交通機関のハブで行われるスクリーニングで問題が生じた人が問い合わせるために設けられた窓口です。(DHS TRIPの詳細についてはこちら)例えば以下のような場合に利用できます。
– ウォッチリストに入っている
– 入国審査で別室に送られるなどの問題が発生した
– 米国内の交通機関のハブにおいて、不当に、または誤って搭乗の遅延または拒否を受けた、または追加審査を受けた
飛行機の搭乗や、入国港や国境での米国への出入国を拒否または遅延させられたり、追加(二次)審査の案内を何度も受けた方は、事態の改善をDHS TRIPに求めることができます。
入国トラブルの際の問い合わせ方法
DHS TRIPポータルでは、救済の必要な申請者またはその正式な代理人が、コンピューターまたは携帯電話からオンラインで申請書を提出することができます。申請手続きは数分で完了し、内容を保存して後日参照することができます。
お問い合わせの状況を確認したい場合は、DHS TRIPポータルにログインし、ステータスページにアクセスしてください。ステータスページでは、あなたの案件が処理中か、完了したか、さらなる情報が必要かを知ることができます。
DHS TRIPお問い合わせフォームを送信すると、システムから自動的に7桁の番号(Redress Control Number)が付与されます。この番号を使用して、お問い合わせの状況を追跡することができます。また、お問い合わせが完了した後、航空券を予約する際にも、この番号を使用することができます。
救済番号によって追加審査を回避できることも
よく理由がわからずに別室での追加審査を求められるお客様がいらっしゃいます。このようなことがよくある場合は、問い合わせをする方が良いかもしれません。
米国側が保有する本人のパスポートや指紋情報が何らかの理由で誤って記録されていたり、米国が保有するウォッチリストの人物と類似していたりすることが原因である可能性があります。
問い合わせによりお客様が追加情報を提供することで、DHSが記録を修正し、本人に救済番号が発行されれば、米国に渡航するたびに、航空会社のウェブサイトでこの番号を入力することで、国境での問題や別室等での追加審査を回避することができます。
弁護士への相談
中には、以前米国に滞在した際のI-94の誤りによるオーバーステイや、ESTA認可の不当な拒否などが問題である場合もあります。場合によっては、DHSからビザ免除プログラムを利用することができないとの回答を受けたり、さらなる審査のために情報の提供を求められたりすることがあります。
このような場合、FOIA請求を行う必要があったり、最悪の場合、ESTA却下によりビザを取得しなければならない場合もあります。DHS TRIPやその他米国入国に関するご相談は、ぜひ弊所までご連絡ください。
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